Letras
君のその白い肌に
反射する虹色の光
同時に鳴る僕の鼓動はまるで
それは夜の空に色濃く咲いた
音は肩すくめ 遅刻してきた
「デートの時のさ
君と僕みたいだ」
光と音 哀しいほど揃わない二人
なのに君は「綺麗ね」と一言
横顔染める花光に
僕が脈打つ
並び笑う
抱きしめた距離で
並び笑う 「これも花火だね」
つられ笑う 抱きしめた距離で
君のその白い肌に
反射する虹色の光
同時に鳴る僕の鼓動はまるで
8月の夜のぬる風に乗り
虫たちが踊る川原でキスを
君の手にとまる蚊を睨みつけても
上がった心拍数は
下がっちゃくれないよ
大玉が
空を染め上げてく度
可愛くなる君の顔と 赤くなる僕
並び笑う 「これも花火だね」
つられ笑う 抱きしめた距離で
君のその白い肌に
反射する虹色の光
同時に鳴る僕の鼓動で打ち上げた
「ありがとう」
光と音が 君と僕とが重なる
愛を唄うカルテット
僕は小声で 花火さんに
「ありがとう
赤く赤く染まった
頬隠してくれて」
Deco*27
Sony/ATV Music Publishing LLC